〜弐〜
声優になるために、声優の養成所に通う方は沢山いらっしゃいますが、
卒業すれば誰しもが、プロになれるというものではありません。
養成所はあくまでも演技のレッスンをするためのヒントを得たり、
アドバイスを求めに行く処です。
そこで優秀な成績を残した人だけが、プロへの「第一歩」を踏み出すことが出来るのです。
では、その第一歩を踏み出すためにはどうすればいいのでしょうか?
それは前回もお話したとおり、養成所に入る前に、きちんとした心構えと、トレーニングを積んで
おく事です。 それでは、その具体的な内容とは?
そこで優秀な成績を残した人だけが、プロへの「第一歩」を踏み出すことが出来るのです。
声優、つまり役者を目指している読者の皆さんは、声優の専門書を持っていますか?
あるいは落語や講談、浪曲、歌舞伎などを聞きに言ったことはありますか?
演芸場に行かずともCDショップにたくさん並んでいます。たとえば、モデルを目指している人なら
書店でファッション雑誌の一冊ぐらいは買うでしょう。ならば皆さんは「私はこうして声優になった」
という類の書を、わかろうと、わかるまいと、手に取る「心構え」ぐらいはあってもいいのではないでしょうか。
また、声優の仕事は日本語を使う「話芸」といっても過言ではありません。
伝統的な日本語の話芸を知るために行動を起こすべきです。
役者にだって、様々な商店のように「仕入れ」が必要なのです。
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